住宅と災害

住宅と災害-火災編-

住宅を襲う5つ(地震、台風、土砂災害、火災、白蟻)の災害
火災篇
  • 火災災害
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■30年間で自宅が火事の確率は50人に1人!
16分に1件の建物火災が発生!
1日100棟以上の住宅が燃えている!
建物火災の出火原因トップ3は放火、コンロ、タバコ!
住宅火災における死者数の推移
各都道府県ごとの出火率と火災の概要
16分に1件の建物火災が発生!
 日本国内では、毎年約5〜6万件の火災が発生していますが、そのうち約6割が建物火災です。下記の平成15年の資料から計算すると、総出火件数56,329件ですから、1日当りの出火件数は約154件、9.4分に1件の火災が発生しています。建物火災を計算してみると、1日当り約89件、約16分に1件の火災が発生しています。
種別 件数 構成比(%)
建物火災 32,383 57.5
林野火災1,820 3.2
車両火災 7,373 13.1
船舶火災 135 0.2
航空機火災 3 0.0
その他火災 14,61 5 25.9
総出火件数 56,329 100.0
(平成15年度出火件数 資料:消防庁)
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1日100棟以上の住宅が燃えている!
 上記で見た建物火災の件数は32,383件ですが、その火災によって燃えた住宅の件数は類焼などもありさらに増えることになります。下記の資料は平成15年度の火災損害を表したものですが、焼損棟数は43,300棟にも上っています。1日当りに計算すると119棟、毎日80世帯もの家族が焼け出されているのです。全国約4000万世帯として計算をしてみますと、30年間で自宅が火事になる確率は約50人に1人を超えています。30年間で交通事故で死亡する確率は約500人に1人ですから、実にその10倍もの確率で、火災に遭遇する可能性があるのです。類焼などにも耐えうる、燃えない住宅を選ぶことが必要です。
  数量 1日当り 1件当り
焼損棟数 43,300 119棟 1.3棟
罹災世帯数 29,362 80世帯 0.9世帯
建物焼損床面積(u) 1,626,146 4,455 50.2
建物焼損表面積(u) 164,560 451 5.1
林野焼損面積(a) 105,041 288 57.7
損害額(万円) 14,539,279 39,834 258
(平成15年度火災による損害 資料:消防庁)
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建物火災の出火原因トップ3は放火、コンロ、タバコ!
 下の表は建物火災32,383件の出火原因を表したものですが、明らかに放火によるものと放火と疑われるものを合わせると19.9%となり、実に全体の2割を占めるほどになっています。次いでコンロが17.9%、タバコが10.1%。この3つの出火原因で全体の50%近くを占めています。放火がこれだけ多いことはショッキングな出来事です。何千万円もする自宅が放火によって全焼してしまったら、これほど悲しいことはありません。例え放火されても燃えない家があるだけに、住宅選びのポイントの1つに入れてみてはいかがでしょうか。

  原因別 件数 構成比   原因別 件数 構成比
1 コンロ 5,785 17.9% 11 たき火 525 1.6%
2 放火 3,871 12.0% 12 マッチ・ライター 469 1.4%
3 たばこ 3,255 10.1% 13 風呂かまど 440 1.4%
4 放火の疑い 2,558 7.9% 14 溶接機・切断機 359 1.1%
5 ストーブ 1,854 5.7% 15 電気装置 308 1.0%
6 電灯・電話線の配線 1,067 3.3% 16 煙突・煙道 276 0.9%
7 火遊び 857 2.6% 17 焼却炉 212 0.7%
8 配線器具 819 2.5% 18 取灰 173 0.5%
9 電気機器 676 2.1% 19 火入れ 110 0.3%
10 灯火 543 1.7% 20 ボイラー 108 0.3%
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住宅火災における死者数の推移
 「命と財産」を守るべき住宅の火災によって、毎年900人から1000人近い方が命を落としています。中でも65歳以上の高齢者の方の比率は50%を近年は超え、その対策は急務です。

住宅火災における死者数の推移(放火自殺等を除く)
(資料:気象庁)
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各都道府県の出火率と火災の概要
都道府県ごとの出火率 
都道府県 出火件数 死者数 人口 出火率 死者発生率 都道府県 出火件数 死者数 人口 出火率 死者発生率
北海道 2,295 115 5,662,856 4.1 2.03 滋賀県 477 27 1,348,241 3.5 2.00
青森県 666 43 1,487,451 4.5 2.89 京都府 737 43 2,563,773 2.9 1.68
岩手県 599 27 1,411,176 4.2 1.91 大阪府 3,986 122 8,643,677 4.6 1.41
宮城県 1,147 37 2,350,132 4.9 1.57 兵庫県 2,616 86 5,561,222 4.7 1.55
秋田県 491 39 1,182,025 4.2 3.30 奈良県 461 25 1,441,971 3.2 1.73
山形県 462 34 1,232,578 3.7 2.76 和歌山県 467 16 1,079,055 4.3 1.48
福島県 1,219 67 2,122,613 5.7 3.16 鳥取県 264 20 615,812 4.3 3.25
茨城県 1,646 74 2,993,746 5.5 2.47 島根県 396 21 756,770 5.2 2.77
栃木県 1,081 49 2,005,467 5.4 2.44 岡山県 957 33 1,957,313 4.9 1.69
群馬県 923 34 2,022,666 4.6 1.68 広島県 1,280 51 2,870,542 4.5 1.78
埼玉県 2,897 104 6,954,276 4.2 1.50 山口県 653 31 1,517,954 4.3 2.04
千葉県 2,551 96 5,978,287 4.3 1.61 徳島県 306 13 827,086 3.7 1.57
東京都 6,299 151 11,996,460 5.3 1.26 香川県 413 22 1,031,185 4.0 2.13
神奈川県 2,960 100 8,546,857 3.5 1.17 愛媛県 626 38 1,502,496 4.2 2.53
新潟県 849 69 2,463,740 3.4 2.80 高知県 371 20 813,237 4.6 2.46
富山県 265 19 1,120,843 2.4 1.70 福岡県 2,195 68 5,001,592 4.4 1.36
石川県 356 21 1,176,100 3.0 1.79 佐賀県 431 17 878,797 4.9 1.93
福井県 254 11 826,400 3.1 1.33 長崎県 601 20 1,516,920 4.0 1.32
山梨県 547 24 884,170 6.2 2.71 熊本県 760 43 1,866,553 4.1 2.30
長野県 942 43 2,202,733 4.3 1.95 大分県 535 23 1,229,659 4.4 1.87
岐阜県 942 38 2,109,185 4.5 1.80 宮崎県 551 23 1,179,983 4.7 1.95
静岡県 1,690 61 3,769,776 4.5 1.62 鹿児島県 1,051 43 1,775,636 5.9 2.42
愛知県 3,636 137 6,998,027 5.2 1.96 沖縄県 441 20 1,353,212 3.3 1.48
三重県 1,037 36 1,858,114 5.6 1.94 都道府県計 56,329 2,254 126,688,364 4.4 1.78

住宅火災における死者数の推移(放火自殺等を除く)
(資料:気象庁)
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