災害現地調査報告

長野県岡谷市豪雨災害[災害現地調査報告]

2006年7月21日、22日 現地調査
土砂の威力は容赦なく木造住宅を押しつぶす
 静岡県に流れる天竜川の源流を持つ諏訪湖。この湖畔を伝いながら災害現場に向かったが、土石流が起こった地点まで2km程度ある道路が、20cm近く土で埋まり、運ばれた木々が道路上に散乱している。土からは糞尿の匂いも漂い、あらゆるものが土石流によって運ばれたことがわかる。車などもいとも簡単に運ばれ、原形をとどめていない。想像がつかないほどの破壊力を持っているようだ。
 民家を押しつぶし、死者が出た小田井沢川の災害現場は、家が原形をとどめていない。外力に対して弱く、粘性を持たない木造の在来工法では、一瞬にして押しつぶされてしまう。土石流等の危険個所が全国的に多いだけに、土石流にも流されない家に必要性を感じずにはいられない。
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