災害現地調査報告

新潟県中越地震[災害現地調査報告]

2004年10月26日、27日 現地調査
2時間で震度5以上が11回発生。5万戸弱に被害が!
 気象庁が1949年に震度7の震度階級を設定してから、2度目の震度7が発生した。1度目は1995年の兵庫県南部地震。これは現地調査で判明したもので、計測震度計で震度7が観測されたのは日本で初めてである。
 今回の新潟中越地震は3つの特徴を持っていた。まず、「きわめて浅い震源の直下型地震」であったうえに、「群発余震」とも言われる震度5以上の余震が、最初に発生した23日17時56分から19時48分までのわずか2時間弱の間に11回も発生したことで、木造住宅を中心に2,000棟以上の全壊住宅を生み、一部損壊も加えると5万戸弱の住宅が壊れた。さらに地震発生前に台風があり、雨で緩んでいた地盤が余震で1,500か所を超える崩落が発生。河川を堰き止め、水害も発生させている。
 住宅会社の人間は、自分が手掛けた住宅の下敷きになって、住人が亡くなり、負傷していることをどのように受け止めているのだろうか。新潟県は1964年にもM7.5 の新潟地震に見舞われており、29名もの死者を出したにもかかわらず、住宅の耐震化は進められていなかったのだろうか。
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