災害現地調査報告

新潟県中越沖地震[災害現地調査報告]

2007年7月18日、19日 現地調査
40,000戸以上の住宅がまたも・・・大手メーカーの「全壊・半壊なし」
発表の影に、「一部損壊多数あり!」
  「まだ建てて3年なのに・・・」柏崎市の海が望める高台で、ご主人が独り言のように呟いた。地盤の崩れとともに玄関辺りから土が運びとられ、さらに家が傾きを増している状態だった。
 「この家は見ての通りもう使えないよ。住宅ローンがまだまだ残っているのにどうしたらいいんだ」
 災害現場に行くと、このような声をよく聞く。破壊された家は古いものばかりではない。大手住宅メーカーで造った比較的新しい住宅までもが、崩壊しているケースも少なくない。大手住宅メーカーは「全壊・半壊なし」を発表したが、「一部損壊」は多数あり、その修繕費用は数十万円〜数百万円かかるとみられる。2004年10月23日に発生した新潟県中越地震に続き、3年後に襲った今回の地震によって、修繕費の2重ローンを余儀なくされる被災者も少なくないという。
「日本の住宅は、災害に対し弱すぎる!」
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