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<防災アレコレ11>家造りの常識を変えなければ、家族の命が危ない‼

「我が家」を建てる方に、是非読んで欲しい1冊

「なぜ新耐震住宅は倒れたか~変わる家造りの常識」<日経ホームビルダー編>
熊本地震が突き付けた戸建ての死角とは その筋かいで大丈夫⁉ を木造住宅好きは読むべし!
なぜ新耐震住宅は倒れたか

これから「我が家」を建てようとしている方は、是非手に取って欲しい1冊かもしれません。住宅建築に携わっている方向けに書かれている内容のため専門的な言葉も多く、難しい点はありますが、熊本地震において木造住宅の損壊状態がどうであったのか、倒壊した木造住宅が紹介され、その倒壊原因はどこにあったのかがよくわかる内容となっています。
しかし、木造住宅はこれまで、同書籍74~75Pに記載されている下表のように大地震で損壊→基準の強化→大地震で損壊→基準の強化を繰り返し、現在に至っています。

書籍のサブタイトル下に「新耐震基準の〝安全神話″が崩壊」と書かれていますが、表からわかるように、もともと木造住宅に「安全神話」自体がなかったことを知らなければいけません。現行の建築基準法自体が、巨大地震が襲って来ても「倒壊」しないことを目的に作られており、その基準に則って建てていることで住宅メーカーは例え巨大地震によって損壊が発生してもその責任を負うわけではありません。

熊本地震では約20万戸もの住宅が損壊した

熊本地震では約20万戸もの住宅が損壊した

しかし、その損壊した住宅に住んでいた方は「法律内で造られた住宅だから仕方がない」と言ってきれいさっぱり諦められるのでしょうか。損壊を修繕するのに何十万円~何百万円も持ち出しを余儀なくされても平然としていられるのでしょうか。ましてや尊い家族の命を失ってしまったら・・・。
 私は常々「あらゆる災害が襲って来ても、全壊・半壊はもちろんのこと、一部損壊もなく家族の安全を確保し、災害後も自宅でストレスのない生活環境が得られる住宅」こそ「防災住宅」であると定義しその必要性を説いていますが、そもそも「我が家を建てるなら木造住宅」という常識にこだわっていては「危ない」時代が押し寄せてきていることを知らないといけません。

巨大地震や風速40m/s~50m/sに耐えられる家こそ、常識であるべき

私が災害現場に調査に行って痛感することは「災害は人間の想像を超えて襲ってくる」という点です。「熊本地震で経験のない震度7が2度襲ってきたから倒壊した」と言い逃れをする住宅メーカーがあるかもしれませんが、今後震度7が3度襲って来るような地震が発生する確率は0%とは言えないのです。「大地震で損壊→基準の強化」という繰り返しも不必要ではありませんが、近未来は巨大災害が襲って来ても「損壊しない」住宅を選ぶ時代でなければいけない、そう思うのですが間違っているでしょうか。
 表でも見たように、「木造住宅」は災害によって「損壊」する黒歴史を繰り返しています。
 一方、私が災害に最も強いと太鼓判を押す「WPC工法の住宅」は阪神淡路大震災以降の巨大災害に襲われても、これまで全壊・半壊はもちろんのこと、一部損壊もなく家族の命を守ってきています。論じる場が違います。その住宅工法が木造住宅よりも何倍もする手が届かないような高級住宅なら話は別ですが、鉄骨系住宅と変わらない建築金額であり、耐久性が優れていることから長期間の維持費、保険料金、修繕費等を計算すると木造住宅や鉄骨系住宅よりも安いことが実証されています。
 温暖化の進む現在、台風はさらに巨大化することがスーパーコンピューター「京」で演算されています。
 近未来は巨大地震や風速40m/s~50m/sに耐えられる家こそ、常識であるべきです。

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