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<WPC工法の家4>WPC工法の災害実績

これまでWPC工法の家とはどのような家なのかを紹介してきました。
(一社)防災住宅研究所 所長の児玉が数多くの災害現場を調査してきた中で、この「WPC工法の家」が住宅工法の中で最も強い!と結論を出して皆さんにご紹介しましたが、
「本当に強いのか?」
「過去の災害で損壊があったのではないか?」
とお思いではありませんか?

今回はそんな皆さんの「?」にお応えする、実際の災害現場で調査したWPC工法の家をご紹介しましょう。

対巨大地震

WPC工法の家が建設省主導で日本市場に出てきたのが1955年代ですから、それ以降の巨大地震を見ていきたいと思います。
まず挙げられるのが、1995年に発生した阪神淡路大震災です。

阪神淡路大震災

阪神淡路大震災のマグニチュードは7.3。
6434名の死者を出し、全半壊が約25万棟。
一部損壊は39万棟にも及びました。
未曾有ともいえる被害状況でした。
この阪神淡路大震災の被災地に建っていたWPC工法の家は495棟ありました。
その中でWPC工法の家は1棟として全壊・半壊どころか一部損壊もなかったのです。
下の表は1995年8月1日に発行された建設省建築研究所監修の「建築技術No544」の中でWPC工法495棟の建物調査結果が出ています。
要レベル復旧で8という数値があるのは、液状化によって建物が傾いたものですが、構造躯体補修不要となっています。
すなわち一部損壊もなかったことを表しています。

最も被害の大きかった神戸市東灘区で周りの住宅のほとんどが全半壊する中無傷だったWPC工法の家

最も被害の大きかった神戸市東灘区で周りの住宅のほとんどが全半壊する中無傷だったWPC工法の家


全半壊する中、無傷だったWPC工法の家

全半壊する中、無傷だったWPC工法の家

この写真は最も被害の大きかった神戸市東灘区で阪神淡路大震災が襲う2年前に建てられていたWPC工法の家です。
住人の方は「台風が怖くて」このWPC工法の家を選んだそうですが、周りの住宅がほとんど全半壊する中、全くの無傷。
余震の時など「家の中に入れ!」というくらい安心感があったそうです。
最大25人の方がこのWPC工法の家で被災後の生活をされたほどです。

その他の巨大地震

その後の日本を襲った巨大地震では2004年の新潟中越地震(マグニチュード6.8)で調査した41棟のWPC工法の家が全半壊、一部損壊なし。
2007年の能登半島地震(マグニチュード6.9)では調査した10棟が全半壊、一部損壊なし。
2007年の新潟中越沖地震(マグニチュード6.8)で調査した56棟が全半壊、一部損壊なし。

東日本大震災

2011年の東日本大震災(マグニチュード9.0)はこれまでの直下型地震とは違い、津波による被害が多数発生しています。
調査したWPC工法の家に津波によって流されてきた漁船が衝突し損壊の見られるものもありましたが、木造住宅、鉄骨系住宅がともに基礎から流され原形をとどめていない中で、WPC工法の家は流されずその地に残っていたばかりか、原形をとどめていました。

仙台市若林区で約5mもの津波に襲われ、外壁に車3台が重なり、家の中には防風林が20本以上入っていたにもかかわらず、構造躯体には損傷なし。リフォーム中のWPC工法の家

仙台市若林区で約5mもの津波に襲われ、外壁に車3台が重なり、家の中には防風林が20本以上入っていたにもかかわらず、構造躯体には損傷なし。リフォーム中のWPC工法の家

写真は約5mの津波によってほとんどの住宅が流された仙台市若林区にあって、外壁に車3台が重なり、家の中には防風林が20本以上入っていたにもかかわらず、構造躯体には損傷がなかったWPC工法の家。
この地でリフォームし、家を失った方々が帰ってきたときに立ち寄ってもらいたいと「絆」という喫茶店を開きたいと。
このWPC工法の家が流されなかったおかげで裏にあった木造住宅も損壊しながらも流されず、住人がヘリコプターによって救助され、一命が助かっています。

97%の家屋が流され壊滅的な被害を受けた名取市閖上地区で約5mの津波にも流されず残ったWPC工法の家

97%の家屋が流され壊滅的な被害を受けた名取市閖上地区で約5mの津波にも流されず残ったWPC工法の家

震度7が2度襲った熊本地震

2016年、震度7が2度襲った熊本地震では新耐震基準で造られた家だけでなく、耐震等級2の建物で全壊や耐震等級3でも一部損壊が出るなど、約20万棟の住宅に損壊が発生しました。
そんな中、被害が最もひどかった上益城郡益城町宮園に建っていたWPC工法の家は全く損傷がなく、無傷の状態でした。

被害が最もひどかった上益城郡益城町宮園に建っていたWPC工法の家

被害が最もひどかった上益城郡益城町宮園に建っていたWPC工法の家

2018年の北海道胆振東部地震の被災地域にWPC工法の家はありませんでした。

竜巻・突風災害

F2(藤田スケール:風速50m/s~69m/s)にも躯体構造に損傷なしのWPC工法の家

F2(藤田スケール:風速50m/s~69m/s)にも躯体構造に損傷なしのWPC工法の家

2012年5月6日つくば市で発生した竜巻は全壊179棟、半壊225棟、一部損壊730棟の爪痕を残して走り去っていきました。
風速50m/s~69m/sという強風の中、木造住宅は倒壊したものや鉄骨系住宅でも屋根を大きく飛ばされた住宅が目立っていました。
そんな中、竜巻のほぼ通り道にあったにもかかわらずWPC工法の家は、ペントハウスの窓と屋上の柵が損傷したものの、構造躯体には全く損傷がありませんでした。

土砂災害

土砂災害に対してもWPC工法の家は強靭さを発揮しています。

2013年山口県宇部市を襲った豪雨によって土砂災害が発生。2mもある土砂を受け止め構造躯体には全く損傷がなかったWPC工法の家

2013年山口県宇部市を襲った豪雨によって土砂災害が発生。2mもある土砂を受け止め構造躯体には全く損傷がなかったWPC工法の家

写真は裏山から流れ出た土砂を受け止めているWPC工法の家です。
この時Tさん宅には娘さんが居間で食事をしていた最中だったようで、窓から土砂が入ってきていたものの娘さんには被害もなく、無事だったそうで

「このWPC工法の家でなければ流されて娘の命がどうなっていたか・・・本当に助かりました」

と感謝されています。

2014年広島土砂災害でも約2mの土砂を受け止めています。

2014年広島土砂災害でも約2mの土砂を受け止めています。

火災

もう一つWPC工法の家の強さを証明する写真をご紹介しましょう。

わずか2mしか離れていない隣家が全焼。修繕で元通りに

わずか2mしか離れていない隣家が全焼。修繕で元通りに

コンクリート造は燃えないことを実証した写真です。
2013年5月11日静岡県焼津市で未明にWPC工法の家の隣家から出火。
わずか2mしか離れていないにもかかわらず類焼はなく、住人のSさんは1日親戚のうちに泊まっただけで翌々日にはこの家で6人家族が生活されていました。
Sさんは「この家を見た消防の偉い方が、WPC工法の家でなければ燃えていた」と言われたそうで、この工法で本当に良かったということでした。

まとめ

日本には地震・津波、台風、竜巻、ゲリラ豪雨、土砂災害など、住宅を脅かす災害は毎年のように襲ってきますし、これから近い将来も必ず襲ってきます。

その時、災害で損傷する家かそうでない家かで大きな差が出ることは言うまでもありません。
ましてや家族の命を守れる住宅工法かそうでない工法のどちらが重要かということも言うまでもないことです。
残念ながら木造住宅や鉄骨系住宅にはこれ程の「無傷の実績」はないことを知っておいてください。
永年にわたって家族の命を守ってこそ、「我が家」であると思うのですが間違っているでしょうか。

防災住宅研究所ではYouTubeにて災害体験や、災害現場レポートなどの動画を公開しています。

YouTube動画は以下のリンクよりご視聴いただけます。

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