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<家を建てる人へ:その10>後悔しない住宅設備 10選

巨大地震や巨大台風によって全壊・半壊、あるいは一部損壊など、住宅に直接的な被害がなくても、電気やガス、上下水道などのライフラインがストップし、避難所生活を余儀なくされてしまいます。例え避難所に行かない自宅生活であっても電気もつかず、水洗トイレも使えない、水道もストップし、水の配給に長時間並ばなければいけない・・・と言うことが少なくありません。
プライバシーなどない避難所での生活は「ストレス」の塊です。熊本地震の揺れに伴う被害での死者は50人ですが、その後の避難生活での災害関連死は226名を数えています。
これはいかに災害後の生活が大事かということを表しています。
防災住宅研究所では災害に強い「防災住宅」の定義の中に「災害後も避難所に行くことなく、自宅でストレスのない生活環境が得られる住宅であること」と謳っています。
では、どのような設備があれば、災害後もストレスのない生活環境が得られるのでしょうか。

水は無意識で備蓄できるってご存知ですか?

災害後、最も重要な要素が、家族が生活のできる分量の「水」を確保することです。大人1人に対し、一般的に生活用水・飲料水で1日3Lの水分備蓄が求められています。4人家族だと1日分で12Lとなり、3日分だと36Lです。2Lのペットボトルで計算すると18本ですから、備蓄食料のことも併せて考えるとちょっとしたスペースが必要となりますから、このスペースも家を建てる時には考えておきたいものです。

1)エコキュート
ところで皆さん、使用できる「水」があるのに使用されていないのが、エコキュートの中に入っている水です。300L以上の水が入っていながら、巨大地震では転倒していることも多く、「防災住宅」では転倒しないように住宅とL字金物で接続し、転倒防止措置を行っています。このエコキュート内にある水は、停電時でも使用可能ですが、通常使用しない金属ホースから配水がされるため、設備メーカーは、飲料用には煮沸してくださいと、呼びかけています。300L以上もの水分確保は、非常に大きなアドバンテージです。家族4人分の25日以上の「水」があるのですから。

「防災住宅」ではエコキュートが転倒しないようWPC工法の壁とL字金物で接続している

2)水道管タンク
水道管と直結する貯水タンクを床下等に設けておくのも一つの方法です。常に新しい水道水に入れ替わる仕組みで、何もしなくても、自動的に、水道水の備蓄ができます。タンクの大きさによって備蓄できる水の量は変わりますが、4人家族×3日分の36?貯められるタンクなど、様々な商品があります。リフォームで設置できるものもあるので、新築の方だけではなく、既存の住宅にも標準装備してほしい防災設備です。
https://www.mizugame-kun.jp/mizugamekun/

3)雨水タンク
また、雨水タンクを設置すれば、普段の庭の水やり・洗車、災害時の生活用水の備蓄にもつながります。水害の被害の抑止、雨水の有効活用のため、地下に巨大な雨水タンクを設置して暮らすことも可能な時代です。
水の自動備蓄について無料でご相談にのっています。

問い合わせフォームよりお気軽にお問合せください。

電気は自宅で作る時代です。

4)ソーラーパネルと蓄電池
ライフラインの中で被災後最も早く(約1週間)で復旧が可能と言われる電気ですが、2019年に発生し千葉県内に大きな被害をもたらした台風15号では、3週間近くも停電の中で生活を余儀なくされた方々もいました。
これらの対策として、ソーラーパネルと蓄電池システムが最も知られています。設備費が約200万円~250万円もするので、なかなか取り付けられない、という方もいますが、単に災害時の予備電源になるというだけでなく、日頃の生活電力量を賄うこともできますので、長期間のコストサイクルを考えると用意しておいた方が得策です。
今は、導入するための費用を助成する取り組みがさまざまあり、太陽光パネルは初期費用ゼロで導入できる自治体もあります。その一つが、東京都。今年9月末まで「住宅用太陽光発電初期費用ゼロ促進事業」という事業が実施されており、太陽光パネルを設置したい方はぜひチェックしてみてください。
リンクはこちら⇒https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/initial-cost0

5)ポータブル電源もお手頃価格に
最近ではポータブル電源も普及してきたので、スマホなどの充電用、アウトドアの時の電源として、など、手が出る価格帯の商品も増えてきました。

6)水で発電ができる
海水(水と塩でもよい)を入れると発電するものもあり、大きな電気使用量を求めなく、短期間であれば、このような発電装置も実用的かもしれません。

7)発電機+特別電気配線
防災住宅研究所が提唱する「防災住宅」では、ソーラーパネルと蓄電池システムを推奨していますが、そこまでコストをかけたくない方には「ウェルダー」などの発電機と1部屋を災害時にも外部電源によって電気の使用できる「特別電気配線」を施しています。

詳しくは、防災住宅とはのページ、またはお気軽にご質問ください。

非常時用トイレは臭いの抑えられるものを!

ちなみに、家を建てるときに設置する防災設備ではないですが、水洗トイレに慣れきってしまっている現代人にとって、最も困るのがトイレです。避難所の仮設トイレに行きたくないために我慢し、体調を崩してしまう人も少なくありません。自宅避難の場合も、小便の方はまだしも、大便の処理をどうするのか。特に暑い夏の期間であったりすると最悪です。これだけは自然現象ですから、止めておくことはできません。
基本的に大人が1日にトイレに行く回数は7回程度と言われています。家族4人だと28回。電気が復活するのが1週間として、トイレの回数は196回になります。まずはこれだけの回数分の非常用トイレを用意しておかなくてはいけません。出来ることなら、臭いをできるだけ抑えられるものをお勧めします。

8)防災住宅研究所オススメトイレ
臭い対策・感染対策、長期保存まで考えられた非常用トイレに、おうち避難トイレ”ラップポン SH-1”という商品があります。便座と弁袋・凝固剤などがセットになっており、排泄後、袋を熱圧着することで、臭いや菌を外に漏らしません。弁袋を結んで保管するとどうしても隙間から匂いが漏れるのですが、その課題を解決した画期的な商品です。
https://c.affitch.com?ref=EWX5TGHRFN7G

巨大地震後などは回収をしてくれる公用車も1週間程度来てくれないことを想定しておいた方がいいでしょう。自宅の敷地内で1週間汚物を保管することを考えて、防臭機能のある非常用トイレを選びましょう。

停電しない照明器具とは

9)停電しない電球
「停電しない電球を使う」という方法もあります。普段は、普通の照明として使用でき、停電時は自動点灯してくれる、という商品が発売されています。
https://room.rakuten.co.jp/room_bousai/1700159286065197
さらに、この電球を取り外すと、懐中電灯にもなるのです。つまり、部屋の中央で、懐中電灯を常に充電できているというのは、不思議な安心感があります。ランタンやヘッドライトもあると便利ですが、そもそも停電しない照明器具を使うというのも対策の一つです。
その他、停電時の明かりとしても使用できる保安灯を階段や廊下に配置しておくと地震直後の停電時などには非常に助かります。

10)感震ブレーカー
また、停電が解消された通電時の火災を避けるため、感電ブレーカー付き住宅分電盤(3分猶予付き)装置なども建築時に付けておきたいものです。

感電ブレーカー付き住宅分電盤装置

防災住宅研究所と百年住宅が共同開発した防災住宅は、これらの災害時も役立つ設備を標準装備しています。詳しくは「防災住宅とは」のページをご覧ください。

防災住宅研究所では、家作りの無料相談を行なっています。
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