<コラム27>防災アナウンサー・奥村奈津美著 子どもの命と未来を守る!「防災」新常識~パパ、ママができる‼水害・地震への備え 3月19日~一般発売。是非、お読みください。専門家インタビューで児玉所長も登場!
奥村奈津美アナウンサーの書籍が一般発売
「今度、防災の本を書くことになったんですけど、どうしたらいいでしょう?」
防災アナウンサーの奥村奈津美さんから相談していただいたのをついこの前のように思いだします。
奥村アナウンサーとは、(一社)防災住宅研究所公式YouTubeチャンネルでも一緒に本所防災館で風速30m/s体験や震度7体験などを行い、女性目線の「防災」の在り方を示してくれています。
奥村アナウンサーは広島、仙台の地方局でアナウンサーをされていますが、仙台勤務の時に襲ってきたのが東日本大震災だったのです。
彼女は自宅マンションの7階にいて揺れのすごさを体験したそうですが、被災者死亡のニュースを読むときの辛さを話してくれたことがあります。
私も数多くの被災地調査に行っていますが、彼女の驚くべきことはその行動力です。
私に勝るとも劣らないほど、被災地に取材に赴き、情報発信を行っています。
「防災」の専門家を自称する方は多くとも、実際の被災地を知らない方が多いのも事実。
その点、彼女は現地取材による独自の視点を持って、初自著に取り組んだものと思います。
奥村アナウンサーには現在1歳になる男の子がいます。
私も1歳になる孫がいます。尊い、尊い、命です。
講演などで、
「皆さん、今日も多くの子供さんがいらっしゃいますが、この大切な命が一瞬にして奪われてしまうのが災害の怖さなんです。お父さん、お母さん、あなたたちの決断がこの命を守ることになるんですよ」
とお話させていただいていますが、女性だからお母さんだから思い、感じ、できる防災をこの著書で示してくれたのではないかと思っています。
私には到底書けない目線です。
私も190ページから8ページにわたって、専門家インタビューで登場し、住宅の大切さをお話させていただいています。
災害大国日本に住んでいる以上、災害は必ず襲ってきます。「防災」の知識があるとないでは「家族の命を守る」確率が変わってくることを知ってください。
小さなお子さんを持つご家庭には必読の1冊です。アマゾンでも買えますので、是非お買い求めください。
防災住宅研究所ではYouTubeにて災害体験や、災害現場レポートなどの動画を公開しています。
YouTube動画は以下のリンクよりご視聴いただけます。